DTMサロン自由が丘は自由が丘駅徒歩7分のDTM,DAW教室。子供から女性の大人まで楽しいレッスンを心がけ、クラシック・ポップス・エレクトロニックなど幅広く対応。留学経験もある講師なので、英語でのレッスンも可能。

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こんにちは!DTMサロン自由が丘講師の内海です。
 
これから留学されたい方などのために、しばらく「バークリー音楽大学留学体験記~DTM編~」を連載していきたいと思います。
ただし私の体験記は、あくまでも私が留学していた当時の話になりますので、最新情報は学校の方に直接お問い合わせください。
 


「バークリー音楽留学体験記〜DTM編〜⑫

 
 
今年も早いものでもう11月も終わりに近づいていますね。
 
11月の第4木曜日はThanksgiving Dayなので、この日の周辺はBerkleeはお休みになります。今年は11/21〜11/23がお休み。
 
更に土日を加えると5連休みたいです。
Thanksgiving Dayといえば感謝祭。伝統料理のターキーの丸焼きを食べるのが習わしです。
この時Black Fridayや大きなセールがあるので、お買い物するのが楽しいときでもありますし、普段忙しいBerklee生にとってはゆったりできるお休みのときでもあります。
このとき楽器や、特にDTMのソフトなどはかなり安く購入できるチャンスなので、是非チェックしてみてください。
話は変わりますが、今日は、アメリカの大学へ行ってみて思った、日本とアメリカの音楽性の違いをほんの少しお話したいと思います。
ELPDのいくつかある作曲のクラスの中で、共通して言われたことがあるのですが、「コードが多くて素材が多すぎる。もっとループを使うように」と。 
日本ではループの曲やコード少なめの曲を作ったことがなかったので戸惑いましたが、確かに洋楽を聴いてるとJ-POPよりシンプルなんですよね。
J-POPを紹介して欲しいというので、日本のJ-POPを紹介したところ、Harmonic Ear Trainingのクラスで「J-POPはなんてコードが多いの!?」と驚かれたこともありました。
また、アメリカといえば、若い子はパーティー好きでダンス好きですよね。Electronic musicを作る課題の時、「クラブに行ったことがない」といえば、先生に「ちょっとクラブに行って踊って来なさいよ!」と言われ、しぶしぶ何度か行ったことがあります。
そのおかげでダンスが好きになり、ボストンで少しダンスを習い、今はクラブには行ってはいませんが、家で密かに踊っています(笑)こういった話も、日本の音楽大学の学生ではあまり無いような話を聞いたことがあります。
逆に日本にまつわるお話としては、Berkleeの先生や学生たちは、和風の要素を取り入れた曲や、クラシックの現代音楽の作法を取り入れた曲を作った時、すごく褒めてくれたことも印象的です。
確かに和風の曲や現代音楽はBerkleeでは習わないので新しく聞こえるのかもしれませんね(笑)そういえばドイツに行った時も、お琴の演奏がスタンディングオベーションでるくらいすごく人気あってびっくりしたことがあります。
ここまでまたDTMとは関係なさそうな話ですが、DTMって曲があっての物なので、打ち込む前の作曲のお話をしてみました。
そうそう、前にも少し触れましたが、ELPDの課題はほとんどLabで制作する物ばかりです。
Labにはworkstationがあり、夜12時まで開いていたので、私はいつも夜6時くらいから最後までいたことがよくあります。
日曜日はガラガラだったので落ち着いて集中できたので好きでした。
小さいけどもレコーディングスタジオやミックス用のスタジオもあったので、Berkleeの学生だった時は学校に行けば機材が揃っていたので、自分で買わなくて良かったので便利でした。


日本の音学大学では、施設はあっても、それほど自由には使用できないようなことを聞いたこともちらほら。
 
こういった所も、アメリカと日本の音楽大学の違いかもしれません。