DTMサロン自由が丘のミュージックブログ
こんにちは!DTMサロン自由が丘講師の内海です。
これから留学されたい方などのために、しばらく「バークリー音楽大学留学体験記~DTM編~」を連載していきたいと思います。
ただし私の体験記は、あくまでも私が留学していた当時の話になりますので、最新情報は学校の方に直接お問い合わせください。
「バークリー音楽留学体験記〜DTM編〜⑬
早いもので今年も12月になりましたね。アメリカではThanksgiving(感謝祭)からクリスマスか元旦あたりまでHoliday seasonといいます。
要するにみんなが休暇をたくさんとる時期ってことです。
ちょうどこの時期(今年は12/7-12/29)に
ボストンのシンフォニーホールでは、ボストンポップスの
Holiday POPSというコンサートが開かれます。
大晦日12/31には夜10時からNew Year’s Eveという
コンサートもあります。
私はいつも年末は日本に帰っていたので大晦日のコンサートには行ったことがありませんが、Holiday POPSは何回か行きました。
ボストンポップスと言えば、以前ジョン・ウィリアムズが常任指揮者をしていたオケで、ジョン・ウィリアムズの作品を多く演奏しています。大きなスクリーンに映画のシーンも映されてそれに合わせて演奏している曲もあり、
現在はキース・ロックハートが常任指揮者です。時々ジョン・ウィリアムズが来て指揮しています。
ジョン・ウィリアムズといえば、映画音楽をやっている人だと知らない人はいないと思われる、世界一有名というか教科書的な作曲家です。
名前は知らなくても、映画のタイトルを言えば「あぁ!あの曲ね!」と知っているのではないでしょうか?例えば、「ハリーポッター」「スターウォーズ」「E.T.」「ホームアローン」「インディ・ジョーンズ」「スーパーマン」など数多くあります。
バークリーのFilm Scoringのクラスの中で、ジョン・ウィリアムズについてのVIDEOをみる課題があり、後日その内容についてテストがありました。内容はジョン・ウィリアムズがどのように作品を作っていくか、曲作りからレコーディングまでの過程だったと思います。
しかしながらジョン・ウィリアムズはとても有名で崇拝している方が世界中にいますので、似たような作品を作る方が多く、映画音楽の求人に「ジョン・ウィリアムズの作風以外の作品を作れる人」というのを目にしたことがあります。
もしもアメリカで映画音楽作品を応募されるのであれば、ジョン・ウィリアムズ風の作品だけでなく、他の作風のも入れておくと良いのではないでしょうか?