DTMサロン自由が丘のミュージックブログ
こんにちは!DTMサロン自由が丘講師の内海です。
これから留学されたい方などのために、しばらく「バークリー音楽大学留学体験記~DTM編~」を連載していきたいと思います。
ただし私の体験記は、あくまでも私が留学していた当時の話になりますので、最新情報は学校の方に直接お問い合わせください。
バークリー音楽大学 留学体験記~DTM編~⑤
ELPDにいながらも、他の Majorのクラスを受講できたので、Filmのクラスもいくつか受けました。
Film Scoring Majorの生徒が作った作品のレコーディングにも数多く参加させてもらいました。
私が思うにバークリーの中で一番面白いMajorって「Film Scoring Major」でないかな?と思います。
アメリカならではのことを学べるし、卒業後はLAに拠点を移して活躍してる人たちが多いで、
LAはとても厳しいところであるけれど、頑張ればアメリカで仕事ができるチャンスを得ることもできるのもこのMajorだと思います。
ジョンウィリアムスについてから始まり、映画の中の音についてどういうものがあるのか?と言った学問的なことから、作品作りまで勉強します。
DTMの話から少しそれたので元に戻しますと、「Film Scoring Major」ではDigital Performerを使って制作してました。
DPって映像とコマをかっちり合わせらせるのと、同じプロジェクト内に複数立ち上げて編集できるチャンク機能が便利だったりで。
あとオーケストレーションの勉強をするので、Vienna Instrumentや Kompleteを使います。
友人は Hollywood Stringsも使っていました。
更にレコーディングを頻繁にするので、楽譜作成ソフトのfinaleをよく使います。
「Film Scoring Major」では曲は入れるけど、効果音制作はほぼしないんですよね。
効果音制作はむしろ、音作り専門のELPD Majorのお仕事。
なので共同制作したこともあります。
次回はこの効果音制作についてお話できればと思います。