DTMサロン自由が丘のミュージックブログ
こんにちは!DTMサロン自由が丘講師の内海です。
これから留学されたい方などのために、しばらく「バークリー音楽大学留学体験記~DTM編~」を連載していきたいと思います。
ただし私の体験記は、あくまでも私が留学していた当時の話になりますので、最新情報は学校の方に直接お問い合わせください。
バークリー音楽大学 留学体験記~DTM編~⑧
最近朝晩寒くなり秋らしくなりましたね。いかがお過ごしでしょうか?
私は風邪ひかないようにしないとなぁと思っている今日この頃です。
日本の秋も私大好きなのですが、留学していたボストンも秋が私一番好きでした。
ボストンのあるニューイングランド地方は秋が一番綺麗なんですよね。りんごやパンプキンパイがとても美味しかった。
ボストンからコミューターレイルに乗って行くセーラムという魔女の街は、
魔女博物館や魔女にまつわる建物があり、ハロウィンの時行くと最高に楽しい街です。
ボストン市内でも、ハロウィンの時は仮装パーティーが多いです。
少し前に日本とアメリカでは文化が違うという話をしました。
例えば日本でいう履歴書は日本だと手書きに印鑑の方が良しとされていますが、アメリカでは印字にサインを入れないと正式な物になりません。
課題の提出は全て印字。パソコンで作成を要します。
ということは、パソコンに強くないといけないし、ブラインドタッチできる方がいいと思います。
それだからか、アメリカの学生って文房具をほとんど持っていなくて、
信じられないことに、テストの日であっても消しゴムや定規も持っていなくて、
一度クラス中の子達に貸してあげたら、新しい消しゴムだったのに、ボロボロにちぎられて返されたことがあり悲しかったです(泣)
定規持ってないから、クレジットカードを出して線を引いていた生徒もいました(笑)
話がかなりそれたように思えますが、なんでもパソコンを使うアメリカの大学。どのクラスも音楽のクラスは打ち込みのスキルを要します。
使うパソコンはMacなので、上級スキルを要するテック系の課題以外は、GarageBandかLogic Expressを主に使っていました。
初級のMIDIやオーディオレコーディングができれば大丈夫です。
しかし、バークリーは課題の量が半端なく多くて時間がなくなるときもあり、慌てて打ち込みをギリギリにしようとしても、
「音が鳴らない」「入力できない」「配線がわからない」とモタつくことがあります。
そんな事していたらあっと言う間に夜が明けて、提出の時間が来て地獄を見ます。
簡単なDTMのスキルは日本でも予備知識を入れていけるから、先に知っておくといいと思います。
「日本でできることは日本で勉強し、アメリカでしか勉強できないことに時間を費やす方が、有意義な留学生活を送れる」というものです。
DTMと言えば、一人コツコツサンプル音源を使って打ち込みをするものですが、MIDIばかり使うのはアメリカでは勿体無いことでもあります。
なぜなら周りには学生と言えども、世界中からとても優秀な留学生や素晴らしい教授の先生方がいらっしゃるからです。
彼らは割とフレンドリーに演奏を引き受けてくれますので、演奏をお願いしてレコーディングし作品に生かすのがいいと思います。